ぼんじーあ！サンパウロ大好きぴょんぴょ子です。
突然ですが、画像のような「ブツブツがついた木」を目にしたことはありますか？
「木の病気かな？」「蓮コラ画像かな？」「妖怪かな？」と思われるかもしれませんが、違います。
この黒っぽいブツブツ、なんとブラジル原産のフルーツなのです！！
日本ではなかなかお目にかかれないのですが、ブラジルでは街路樹としても見かけることがあるほど一般的な果樹なのです！！
というわけで今回は、ブラジルの謎のフルーツ、ジャブチカーバについてお届けしたいと思います。
☟ご参照：ブラジルのフルーツ関連記事
1.木の幹のブツブツの正体「ジャブチカーバ」とは
冒頭でネタバラシした通り、このブツブツの正体はなんとブラジルのフルーツ。
その名はジャブチカーバ / Jabuticaba！
日本の図鑑とかだと「ジャボチカバ」と書かれることが多いようです。
このジャブチカーバは、木の幹に直に白い花を咲かせ、それがそのまま木の幹にくっついた状態で実となり、ブツブツのように見えるのです。
実であるブツブツははじめは緑色ですが、やがて黒っぽい濃い紫色になります。
ブツ1粒あたりは、1円玉くらいの直径で球体状。
そのため摘んでしまいさえすれば、小さめの濃い巨峰、巨大なブルーベリー、綺麗な砲丸型の紫色のチェリーのような感じの見た目になります。
そう思うと、ちょっと気持ち悪くて不気味に見えるブツブツも、美味しそうに思えてくるんじゃないでしょうか。
実際に、ブツブツを摘んでいるところを見ると、果実感がより伝わってくるかと思います。
1個ずつ丁寧に摘む様子は巨峰1粒1粒を芯の部分からプチっと摘まんで採るような感じにも似ています。
ただ大量に採る時は、映画鑑賞中のポップコーンのごとく片手を目一杯に広げてブチブチブチブチっと大量にまとめてもぎ取るor剥ぎ取るような感じで、その様子は見ているだけでも不思議な快感を覚えます。
ジャブチカーバの実のなり方や摘む様子が伝わりやすそうな動画がyoutubeにあったのでご参考まで☟
2.ジャブチカーバを食べてみよう
そんなブチブチことジャブチカーバですが、果たして美味しいのでしょうか。
百聞は一味見にしかず、実際に食べてみましょう！！！！
ジャブチカーバは、ブラジルの大西洋岸森林あたりが原産で、ぴょんぴょ家の暮らすサンパウロではシーズン（だいたい8〜9月）になればスーパーやフェイラに出回るようになります。
ジャブチカーバ狩りや家庭菜園もいいですが、お店で買うのが手っ取り早いかと。
食べ方は簡単。
もはや巨峰とおんなじ。
皮は薄くはないのと渋みがあるので剥いた方が食べやすいのですが、食べられないわけではないのでスイーツやジュースなんかにする際は皮ごといくのもアリかと。
で、肝心のジャブチカーバの味はというと、これまたほぼ巨峰。
巨峰の酸味を少し強くした感じに近いです。
つまりは、美味しい！！です。
3.ジャブチカーバ味の商品
ブラジル原産の身近なフルーツとあって、ブラジルにはジャブチカーバ味の商品を目にすることが多々あります。
味は、ゲテモノ・変わり種というよりもブドウ味って感じなので、よっぽどブドウ味が合わないモノ出ない限りハズレはないです。
ジャブチカーバ自体は日持ちがするものではないので、日本へのお土産にするならジャブチカーバ味の加工品がいいかと。
持ち込み本数に制限はありますが、ジャブチカーバ味のビールとかも面白いかもです☟
4.日本にもジャブチカーバが！
ブラジル原産のブツブツですが、どうやら日本でもジャブチカーバの苗が手に入るようです！！
ちゃんと日本でも育つようで、日本に滞在した際に、東京農業大学の植物園でジャブチカーバ（ジャボチカバ）を目にし驚いた記憶があります☟
日本での育て方もこちらのサイトに載っていたので、
「なんとかして日本にいながらジャブチカーバの味を知りたい！」
なんて人は是非ご覧の上で育ててみてはいかがでしょーか！
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以上、木になる謎のブツブツことジャブチカーバについての紹介でした〜
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