【体験談】ブラジルで流産手術した話③手術・退院後の流れ

ボンジーア！サンパウロ生活を満喫中のぴょんぴょ子です。

少し前の話ですが、ブラジルのサンパウロにて自然排出を試みた上で流産（手動真空吸引法 / MVA）の手術をしました。流産と診断されてから手術後までの体験談を3回に分けてご紹介します。

本記事は、③/3記事目では術後の話を中心に書いています。①/3記事目は流産と診断されてから流産手術確定に至るまで（自然排出を試みた話など）を、②/3記事目では流産手術を行った際の話を紹介しておりますので、そちらも併せてご参照ください。

同じような思いをする人がいないことを願いますが、万が一同じ経験をこれからされる方の為に、少しでも参考になればと思い書きました。なかなか周りに相談し辛い内容であり、情報もあまり出回っていないので、ぴょんぴょ子の事例がお役に立てたら幸いです。

※予めお断りを入れますと、ぴょんぴょ子は医療従事者でなければ、医療知識もゼロです。こちらで紹介しているのはただの体験談であること、ぴょんぴょ子のポル語の解釈ミスも含まれている可能性もあること、どうかご了承ください。

薬の処方

入院中に以下の処方箋を渡された為、退院後に薬局に向かい購入しました。

Profenidとはこちらのサイトによると“腫れや痛みをやわらげるプロピオン酸系の抗炎症鎮痛解熱剤”だそうです（引用：https://www.imedical.jp/product_info.php?products_id=410）。

Buscopanは、ブラジルでは生理痛止めとして使用されているそうです。退院後、幸いなことに生理痛のような痛みは数日しか感じられなかったので、購入はしたもののほとんど服用していません。

術後の体調

生理痛が続くとは言われていましたが、ぴょんぴょ子の場合は手術直後に鈍痛があったり、術後5日目に突然痛みに襲われた（後述）以外は、退院後はほとんど痛みを感じることはありませんでした。

また、看護婦からは手術後から10〜15日くらいは少量の出血が続くと言われていた通り、約2週間にわたり生理最終日程の少量の出血は続きました。

例外だった手術後5日目の話を下記します（以下、グロ表現有）。

5日目の明け方3時ごろ、目が覚める程の重い生理痛がありました。薬を取りにリビングまで行くこともできずベッドで30分程のたうち回る間にに痛みは治まり、再び眠りつけたものの、翌朝起床後に用を足す際に子宮周辺に痛みが走り、Buscopanを飲んで2度寝せざるを得ませんでした。昼食時には回復しましたが、夕食後に再び重い生理痛に襲われ、再度Buscopanを飲み安静にしていると、突如大量出血がありました。慌ててトイレへ向かうと、濃いめの葡萄ジャムのような血の塊がドバドバ流れ出ていました。その日はその後も生理2日目のような出血が続きましたが、翌日にはまた元の出血量に戻り、生理痛もほとんどありませんでした。

手術後15日目に出血は完全に止まり、30日目に生理が戻ってきました。ただ、まだホルモンバランスが安定していないせいなのか、それまでの生理と異なり経血の量は極小量で10日に渡って続きました。

その他の術後の症状としては、退院翌日後に背中の左右と両腕の外側に筋肉痛のような痛みがありました。3日目には痛みもなくなりましたが、原因は不明です。全身麻酔の副作用だったのか、単に寝相が悪かったのか、何れにせよ現時点では支障はないので大丈夫かなーと思ってます。

術後検診

術後に3回ほどクリニックにて超音波検査を受けました。

1回目は、手術・退院から8日目に行い、幸いなことに手術は本当に成功しており、体内の異常は無しと言われました。今までプカプカ浮いていた（ように見えた）胎嚢はまるっと消えていました。

1回目の検診の1週間後、再度Fleuryにて血液検査を受診。hCGの値がまだ0になっていないものの、問題無しとの診断でした。

2回目は、血液検査からさらに1週間後に受診し、3D超音波検査にて子宮の様子を確認しました。改めて異常が無いことを確認し、術後1ヶ月で生理が来ると言われました（実際にちょうど1ヶ月できました）。

3回目は、本来であれば生理後の受診のはずでしたが、生理が長引いたことから生理中に受診。再度、問題無しとの言葉をもらった上で、経血量が少なかったり生理期間が長い理由についてはホルモンバランスがまだ整いきっていないからとの診断でした。

また、子作り再開のタイミングは次の生理を迎えてからを勧められた上で「早期流産は15％程の確率で起こるから気にしなくてもいい、でももし流産が3回連続で起こってしまった場合は、精密検査や本格的な不妊治療を検討した方がいい」とも言われました。ちなみにネットで日本語で調べると、日本でも同じような意見のお医者さんの記事をよく見たので、このクリニックやブラジルだけでなく、世界的にも共通認識なのかなーと感じました。

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以上が、ぴょんぴょ子のブラジルでの流産確定〜手術〜術後の体験談です。

日本ではまだMVA法自体がそこまでポピュラーではないようなので、少しでもこのケースが参考になれば幸いです。

ではでは。