さわでぃーかー!タイ好き歴20年強のぴょんぴょ子です。
今回は、ナダオ・バンコク所属のタイの若手イケメン俳優、バンク君ことティティ・マハーヨーターラック君についてご紹介します!
日本でも大人気の『2gether』でお馴染みブライト君(ไบร์ท / วชิรวิชญ์ ชีวอารี)も出演したドラマ『My Ambulance(รักฉุดใจนายฉุกเฉิน)』や、2021年3月には大阪アジアン映画祭での上映が予定されている『愛しい詐欺師(อ้าย..คนหล่อลวง)』にも出演している、人気タイ人俳優の一人です。
ぴょんぴょ子の推しの一人であるバンク君の日本人ファンを増やしたく、昨今のタイ沼の波にあやからせていただきまーす。
※通称のタイ語での発音は、無理やりカタカナ化すると”ベン(グ)”のような響きですが、日本では“バンク”と表記されることが多いので、本記事でもバンク君と記載させていただきました。
1.プロフィール
まずは、バンク君の華麗なるプロフィールからご紹介します!
バンコク生まれ、コンケーン県育ちのイサーンっ子(※イサーン:タイ北東部)。
高校時代にバンコクで俳優活動をスタートし、俳優活動を続けながらバンコク大学を卒業しています。
デビュー以来、無邪気で純粋無垢な茶目っ気たっぷりの笑顔を振りまく少年の役を演じることが多かったバンク君ですが、最近は顔の大きさはそのままで身長は180センチ近くまで伸びたモデル風のスタイルとなり、大人な色気を醸しつつあります。
そして脱いだ姿は鼻血ブーブーもの。
2019年には『10 Fight 10』というボクシングのエンタメ番組に出演した際には、筋肉隆々の肉体美を披露してファンの層をまた一層広げたのでした。
↑ちなみに、バンク君の応援でラップを披露しているのは、バンク君と同じくThai Drama Festival2021への参加が確定したJJ(ヂェーヂェー)君です。(2021年3月18日追記)
2.俳優デビューは『Hormones』シリーズ
時は2013年。バンク君がまだコンケーンで学生生活を送っていた頃のタイでは、ネットドラマの『Hormones วัยว้าวุ่น』が社会現象にもなるほど若者を中心に大ヒットしていました。そんなドラマのシリーズ化が決定し新シリーズの出演者が一般公募され、ドラマの一ファンだったバンク君も応募します。
タイ全土からの約10万人もの若者の応募が殺到する中、当時17歳だったバンク君は見事に役を勝ち取ったのです。(ちなみに、バンク君と同じくThai Drama Festival2021への参加が確定したスカイ君(สกาย)ことウォンラウィー・ナティートーン君も、このオーディションで俳優デビューしています。(2021年3月18日追記))
デビュー作となった『Hormones วัยว้าวุ่น』Season2では、登場頻度こそ多くはなかったものの、主役メンバーの後輩で男性から好かれる高校1年生ノン(นน)役を演じました。
当時はまだ歯列矯正もしており、特にパッとするわけでもないどこにでもいそうな青年に映っていましたが、あどけないバンク君の笑顔の虜になった視聴者は少なくありませんでした。
何を隠そう、そのうちの一人がぴょんぴょ子でーす!
その後の『Hormones วัยว้าวุ่น』Season3では、高校2年生になったノンとして主役メンバーとなり、一気に人気に火がついたのです。
ぴょんぴょ子の推しであるター(ต้า)役のガンちゃん(กันต์ ชุณหวัตร)含め、従来の主役勢がシーズン2で卒業となったので、心置きなくバンク君を推すことができました。
↑下段の左がバンク君、上段右から2番目がガンちゃん
3.2015年には映画に初出演&初主演
俳優デビュー直後から知名度が抜群に上がったバンク君は、2015年に公開された『May Who?(เมย์ไหน..ไฟแรงเฟร่อ)』で映画初出演を果たします。そしてなんと、いきなりの主演に抜擢されたのです。
初出演となった映画は、興奮すると放電してしまう女子高生を巡る青春ラブコメ。バンク君はマンガを描くのが大好きなクラスでは目立たないヲタク役を演じています。『Hormones』で演じたような学年で人気No.1の生徒会長のような明るいノン役とは正反対のキャラクターでしたが、地味で素朴な役のバンク君もこれまたはにかみ笑顔が素敵でした。
ちなみに、本作品で校内一のアイドル役を演じているのは、バンク君と同じくThai Drama Festival2021への参加が確定したトー君(ต่อ)こと、トンポップ・リーラッタナカヂョーン君です。(2021年3月18日追記)
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ちなみに本作の監督は、タイで大ヒットした青春ラブコメ『SuckSeed(ซักซี้ด ห่วยขั้นเทพ)』や日本でも名が知られつつある『FriendZone(Friend Zone ระวัง..สิ้นสุดทางเพื่อน)』を手がけたチャヤノップ(ชยนพ บุญประกอบ)監督です。大の日本アニメ好きらしく、本作では所々に日本風アニメーションや日本風の曲が差し込まれていたり、学校名にも“日本”が含まれ日本語の授業がある設定であったりと、親近感の湧く作品なのでバンク君ファンじゃなくても楽しめると思います。
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そんな初出演から5年、出演2作目となったのは、人気俳優ナデート・クギミヤ(ณเดชน์ คูกิมิยะ)氏と共演の『愛しい詐欺師(อ้าย..คนหล่อลวง)』です。日本でも2021年3月に大阪アジアン映画祭での上映が予定されており、今後の更なる活躍が見込まれます!!
4.日本が舞台の作品にも登場
実はバンク君、仕事でもプライベートでも何度も来日を重ねており、日本が舞台となっている作品に2作も登場しているのです!
1.佐賀県でホームステイする『STAY Saga 〜私が恋した佐賀〜』
2015年にタイで放送された『STAY Saga 〜私が恋した佐賀〜(STAY ซากะ..ฉันจะคิดถึงเธอ)』は、佐賀県で撮影された全4話のショートドラマで、ほんわかする雰囲気の映像の中に佐賀の魅力がギュッと詰まった作品です。監督はP’ヨンことソンヨット監督で、バンク君は準主役として登場しています。
本ドラマのタイでの反響は大きく、ドラマの放送後は佐賀県にタイ人が殺到したほどです(当時、タイ人の日本への短期観光ビザが不要になったことや、このドラマ公開前にタイの国民的第スター、バート氏(เบิร์ด / ธงไชย แมคอินไตย์)が演じたドラマ『きもの秘伝(กลกิโมโน)』が佐賀県で撮影されたのも大きな要因の1つともいえます)。
ストーリーは好き嫌いが分かれそうな内容でした(※あくまでぴょんぴょ子の一意見です)が、カタコトの日本語を話したり、日本文化を満喫する役を演じるバンク君が超可愛いので是非ご覧ください。
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ちなみにこのドラマの主要な登場人物4名とも、タイでは非常に有名な俳優・女優です。
主人公を演じたサニー氏(ซันนี่ สุวรรณเมธานนท์)は、各種ドラマや映画で主演級の役をこなしまくる人気俳優で、バンク君とは同じナダオ・バンコク(นาดาวบางกอก)に所属し、2019年のドラマ『My Ambulance(รักฉุดใจนายฉุกเฉิน)』でも再度共演しています(ちなみにこの作品でサニー氏の少年時代を演じたのは、日本でも大人気の『2gether(เพราะเราคู่กัน)』でお馴染みブライト君です)。最近では2020年に日本でも劇場公開された『ハッピー・オールド・イヤー (ฮาวทูทิ้ง ทิ้งอย่างไรไม่ให้เหลือเธอ)』で主人公の元彼役を演じていました。
バンク君と日本で過ごすことになった若者役を演じたガーオちゃん(เก้า / สุภัสสรา ธนชาต)とジェームス君(เจมส์ / ธีรดนย์ ศุภพันธุ์ภิญโญ)は、バンク君と同様に『Hormones วัยว้าวุ่น』シリーズで人気若手女優・俳優の仲間入りしたメンバーです。ジェームス君に至っては、2017年に日本でも公開された、タイの映画賞を総ナメした映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち(ฉลาดเกมส์โกง)』にも出演しており、日本でも比較的知名度があるタイ人俳優です。どの作品も面白いので是非ご鑑賞ください。
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2.海外ドラマデビュー作となったNHKの『ガタの国から』
バンク君の海外ドラマデビューは、なんと日本の作品でした!嬉しい!
2017年NHK BSプレミアムとNHK Worldで放送された佐賀発地域ドラマ『ガタの国から』で、佐賀県に仕事で来ているタイのアイドル役を演じています。
役柄や設定上、この作品のバンク君のセリフはゆっくりで、且つ、汚い言葉があまり使われない為、バンク君の他の作品と比べると非常に聞き取りやすいタイ語で話してくれるのがこのドラマの魅力の一つ。そして上白石萌音さんをはじめとする日本の有名な俳優勢と一緒に映るバンク君が、なんだかとても新鮮で愛おしく見えるのも、このドラマならでは。(50分ほどのショートドラマなので、内容を書くとほぼネタバレになるので控えます。)
日本語字幕付きのバンク君の貴重なインタビュー動画がYoutubeで今でも観れるので、作品鑑賞後に是非ご覧ください。多数の日本人に囲まれて緊張しているでしょうに、それでも場が和むような受け答えをする姿や、バンク君の人懐っこい無垢な少年風の表情がたまりません。
バンク君の後ろで通訳されているのは、日本でのタイエンタメ普及の元祖女神的な存在の、タイ式芸能ライター様のようにお見受けいたします(人違いだとしたらすみません)。通訳ありがとうございます…!!!
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バンク君の魅力、ちょっとでも伝わりましたでしょうか?
バンク君は佐賀県タイ文化交流大使として任命されており、日本とタイを結ぶ架け橋的な役割を担っています。
どうかこのタイ沼の波に乗って、バンク君の日本での活躍が更に増えますように…!!!
そして、バンク君出演の過去作にも、今後の作品にも日本語字幕が付いてもっともっと普及しますように…!!!
参考:https://www.sanook.com/campus/1401207/ 他、本人のSNSアカウントより
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