これがあれば便利!ブラジル、サンパウロ生活で役立った【日本からの持ち物】16選

Brazil ブラジル

※2020年12月19日追記箇所有り

※2021年1月8日追記

こんにちは。サンパウロ生活を満喫中、ぴょんぴょ子です。

今回は、ブラジルのサンパウロで生活するにあたって、日本から持って来てよかった物便利だった物をご紹介したいと思います。

日本の地球の反対側に位置するブラジルですが、実はサンパウロには日系人や、駐在員をはじめとする日本人が多く住んでいます。その数は合わせて1万人を超えているのです(※参考:在サンパウロ日本国総領事館)

その為、ありがたいことに日本食の調味料や食材を扱うお店やレストランは点在し、日本食にはさほど困りません(もちろん値段は張りますが!)。また、100円均一ショップとしてお馴染みのDAISOがDAISO Japan Brasilとしてブラジルに進出している為、ちょっとした日用品や便利グッズは手に入るものです。

それでも網羅できない日本のモノ到着後すぐに必要になったモノブラジル製じゃ不便すぎたモノを厳選して16点、ご紹介したいと思います!

0.前提

そもそもの前提として、ぴょんぴょ子の家族構成としましては、ぴょんぴょ子とぴょんぴょ夫(駐在員)の二人暮らしです。二人とも健康体のアラサーです。

その為、子育てやペットの飼育に必要なもの、また持病や年齢によって別途必要になるものもあるかと思いますが、それらの分は今回網羅していないことをどうかご承知おきくださいませ。

また、パスポートやビザ等の入国や長期滞在に必要な書類は省略させて頂いております。その手の内容に関しましては、外務省や旅行会社のホームページ等で最新情報をご参照ください。

1.珪藻土のバスマット

珪藻土のバスマットは、布のバスマットより吸収性にも速乾性にも優れているバスマットです。お風呂上りに使用してもビショビショにならず、洗濯する必要もないので、日本でも便利グッズとして知られていますよね。

サンパウロは夏になると雨の日が続くことも多く、なかなか布のバスマットが乾かない、なんてこともあります。

珪藻土バスマットはまさに、そんなサンパウロには打ってつけの商品なのです。

なのにまだ珪藻土のバスマットにお目にかかったことがありません。少し重さはありますが、それでも持って来る価値はあります!

持って来る際は、割れないようにタオルや緩衝材などに包む等の処置をお忘れなく!

2020年12月19日追記

最近ではブラジルのDaisoにて珪藻土バスマットが売られているのを発見した他、ネットでも見かけるようになりました。珪藻土はポルトガル語でTerra Diatomáceaというようです。

2021年1月8日追記

昨年末、日本国内で出回っている珪藻土のバスマットの一部商品において基準値を越えるアスベストが混入されていることが発覚しました。当ブログで紹介しているフジワラ化学株式会社の商品には、アスベストが一切含まれていない旨公式HPに記載がありましたのでご参考までにURLを掲載します。https://www.fujiwara-chemical.co.jp/news/25271/

2.ブリタの家庭用浄水器とカートリッジ

ブラジルでは日本と違い、水道水は飲料水として適していません。即ち、水道水をそのまま飲めないのです。

その為、飲料水を確保するのに、家に浄水器を取り付けてもらったり、ウォーターサーバー等のシステムを契約したり、近所のスーパーからペットボトル飲料水を大量にデリバリーしたり……と、方法は様々ですが、一苦労するものです。

サンパウロに到着したばかりで言葉も勝手もわからない、なんて頃は特に、スーパーでペットボトル飲料水を買うことになりがちです。重いし、面倒くさいですよね。

ですが!このブリタ(Brita)の家庭用浄水器とカートリッジさえ持って来れば、そんな労力は吹き飛びます!

ブリタの浄水器に水道水を入れてろ過した水は、飲めるのです!

ポット型の浄水器なら、ろ過して貯めておいた水をコップに注ぎやすく、また、冷蔵庫にも入れやすいのでより便利です。

強いてデメリットを挙げるなら、ろ過する為の専用のカートリッジの交換が必要なことです。ただ、交換作業も簡単ですし、交換頻度はたったの2ヶ月に1度で済むので、煩わしさは感じません。

ブリタはドイツのメーカーですが、ブラジルでブリタの取扱店があるのかは残念ながら不明です。ブラジル滞在期間に合わせた数のカートリッジを持って来るのをおすすめします(1度だけ、道端で新品のブリタの商品を持ったブラジル人を見かけたことがあるので、もしかしたらブラジルにも取り扱い店があるのでしょうが、ググっても見つからず…)。

3.変圧器

日本の電圧は100Vです。

一方ブラジルは、サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ、マナウスは基本的には110V、ブラジリアは220Vと、地域によって異なります。同じ州・市内でも場所によっては110V、127V、220Vと混在するところもありますが、どこも110V以上であることは確かです。

その為、海外使用非対応の日本の電化製品をブラジルで使用する際は、変圧器が必要なのです。大型家電は現地製のものを使うにしても、例えば日本製のエアーフライヤーや電気ケトルをブラジルでも使いたい、なんて時には変圧器を介す必要があります。

ぴょんぴょ子の住むサンパウロ市の場合、日本の電圧との差が10Vな為、ものによっては変圧器を介さずに使用できることもあります。が、一般的には故障の原因に繋がる為、変圧器を介した方が良いでしょう。(ご参考までですが、ぴょんぴょ家では、日本から持ち込んだ100Vの炊飯器やブラジルで購入した127Vのドライヤーをコンセントに直挿しして使用しちゃっております。そして幸運なことに未だに火事にも至っていなければ、製品も故障しておりません!)

変圧器は決して安いものではありません。自身の住む地域の電圧に適したものを選択するのは当然ですが、自身が持ち込む家電のW数も考慮して選ぶのをおすすめします。

ちなみに、エアーフライヤーや電気ケトルなどの家電は、ブラジルでも手に入ります。その為、ブラジルで、ブラジルの電圧に合った商品を購入すれば変圧器は不要になります。ただ、基本的に日本のメーカーよりも品質は劣るし、輸入商品の場合はより高額になるものだと覚悟しておいた方がいいです。また、日本で使用するとなると、日本の電圧に合わせる為の電圧器が必要になる場合もあるので、ブラジルで買うならブラジルで使って帰国時には手放すくらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。

4.変換プラグ

日本のコンセントや日本製の電化製品のプラグは、Aタイプ(2本の縦長線状の形)で基本的に統一されています。

一方ブラジルのコンセントは、Cタイプ(2個の丸型)、Nタイプ(3個の丸型)が主流で、たまにAタイプやAとCの混合タイプも見かけます。

Nタイプのコンセントには、Cタイプのプラグを使用することもできます。CタイプかNタイプのコンセントしかない場所で日本の電化製品を使うには、AタイプからCタイプかNタイプへの変換プラグが必要になります。

変換プラグはブラジルでも手に入りますが、ブラジルに到着後すぐにスマートフォンやパソコンを充電したい時に、周りにAタイプを使用できないコンセントばかりだととても不便ですよね。その為、変換プラグは最低でも1つは日本から持ち込むことをお勧めします。

ちなみに、Nタイプのコンセントとプラグを使用している国や地域は世界的にも稀で、メインで存在しているのはブラジルだけだと言われています。一方、Cタイプを使用している国は、ブラジル以外でも多数あり、特にヨーロッパに多く存在します。そして改めて申し上げると、Nタイプのコンセントに対しCタイプのプラグは使用できます。

マルチタイプは便利ではあるものの少し高価なので、もしAタイプから特定のタイプへの変換プラグを買うなら、より汎用性の高いCタイプへの変換プラグをオススメします。

一方、2020年現在においてブラジルで新品で買う電化製品は、基本的にはNタイプのプラグのものばかりです。NタイプのコンセントはCタイプのプラグに対応できますが、CタイプのコンセントにNタイプのプラグは挿すことができません。

その為、ブラジルの家全てにNタイプのコンセントが備わっているわけではないので、ブラジルで買った家電はブラジル全土で使える、と思っていたら痛い目に遭います。ブラジルで家電を買う際は、家のコンセントタイプを確認の上、必要に応じて現地でNタイプを変換するプラグを購入してください。

5.炊飯器

日本米が好き!そして米はどうしても炊飯器で炊きたい!それなら日本から炊飯器を持って来るのをおすすめします。(鍋で炊く派はこの項目はスルーして頂いて大丈夫です)

ブラジルでもお米は生産されています。ブラジル人もお米を食べる習慣があり、どこのスーパーでも品種は違えどお米は手に入ります。

ただ、ブラジル人の大半は、ブラジルのお米をお鍋で炊くのです。炊くというよりも、微塵切りにした玉ねぎとニンニクと塩と一緒にブラジル米を油で炒めて炊き上げる、にちかいのですが、これはこれで美味しいのですが、日本のご飯の感覚というより塩味が付いているので超薄味のチャーハンを食べている感覚に陥ります。(いや、普通に美味しいんですけどね。)

そして彼らは、ブラジルのお米(インディカ米)をパラパラの状態に仕上げて食べるのを好みます。パラパラに仕上がった状態のご飯はarroz soltinho(アホス・ソウチーニョ / 意味:くっついていないご飯)と呼ばれ、その炊き上がりが理想の炊き方とされます。一方、水分量を多く含んで炊き上がったお米は、arroz empapado(アホス・エンパパード)やarroz papa(アホス・パッパ / 意味:ふやけたご飯)と呼ばれてしまい、失敗作とみなされます。

その為なのか、ブラジルの街中で炊飯器に出合えても、日本米として主流なジャポニカ米を美味しく炊く機能を揃えていないのがほとんどです。日本から炊飯器を持って来なかった知り合いは、ブラジルの炊飯器を使って日本米を炊いてみたところ、あまりふっくらせず美味しくはならないそうで、圧力鍋で炊くことにしたそうです。

ブラジルでも、サンパウロを中心に、ブラジル産や近隣諸国産の日本米は売られています。折角なら美味しく食べたいですよね。というわけで炊飯器で炊く派なら、日本から炊飯器と変圧器を持って来ることを勧めます(ちなみにサンパウロ在住ぴょんぴょ家は100Vの炊飯器を変圧器無しで110Vのコンセントに直挿しで使用しちゃってますが、今のところ壊れることなく稼働してます)。

もし変圧器がないなら、電子レンジで炊ける炊飯器が便利です。ぴょんぴょ子は、炊飯器が壊れた時の保険としてこの子も持って来ました。

6.切れ味の良い包丁(と、包丁ケース)

日本の包丁は切れ味が良い、と世界から絶賛されているのをよく耳にします。

ほんまかいな、と思っておりました。が、たしかに、日本とブラジルで同じ金額(2,000円程度)で購入した購入した包丁で使用して切れ味を比べてみても、日本の包丁の方がすんなりと切れました。というか、ブラジルの包丁ってこんなに切れないものなのか?と少し驚くくらい、試しに切ってみた肉やトマトが押しつぶされました。”切れ味”、という言葉の意味を実感したことが無かったので、衝撃的でした。

他にも、噂で聞いたまでの話ではありますが、ブラジルの包丁だと刃こぼれが気になる、のだとか…!ひぃ。

包丁もピンキリとは言われますが、同じ金額の包丁をブラジルで買うくらいなら、日本の包丁を持って来るのをオススメします。

もしブラジル製を買うなら、TRAMONTINA社の商品が有名です。

また補足までですが、ブラジルの家庭では包丁を保管するスペースが備え付けられていない家もあります。ぴょんぴょ子がサンパウロで家探し等で確認した家4軒のうち4軒とも備わっていませんでした。

その為、もし予め家が決まっているならば、包丁ケースの備え付け有無を事前に確認し、無ければ買って持って来るか、もしくは、包丁を買った時のケースごと持って来て毎度ケースに仕舞うのがいいかもしれませんね。

7.Kindle

この時代に生まれて良かった、とつくづく思います。

電子書籍のKindleは、ネットで購入し自身のタブレットにダウンロードして読むことができるサービスです。年会費も無く、一度購入すればその本をずっと読むことができるサービスです。

有料版であるKindle Unlimitedに登録すれば、月額たったの980円で対象の書籍がダウンロードし放題です。文庫本のみならず、漫画や雑誌、料理や資格や旅行の本などジャンルは多岐に渡っており、とっても有難いサービスです。ちなみに初月無料の体験サービスを実施していることもあるので、その機会を狙ってまずは試してみてください。

読みたい本がワンクリックで直ぐに読めるKindleのサービスは、ブラジルのみならず、海外生活者の味方です。

本、漫画、雑誌は、引越す際に少なからず重量も容積も取られます。Kindleで書籍を購入していれば、引越しの代金や手間を節約してくれるのです。

また、海外にいる間に新巻が発売されても、帰国のタイミングを待たずしてワンクリックで手に入れることができるのです。

本や漫画は電子ではなくて紙で読みたい、そんな気持ちもわかります。どうしても新巻を紙の本で読みたい、というなら、知人に頼んで重量も容積も手間もかけて日本から送ってもらったっていいんです。でも、Kindleなら、送料も時間も掛からずに手に入るんです。一度この便利さを味わったら、海外生活中はKindle一択になること間違いないでしょう。

ただ、作品によってはKindle書籍化されていないものもありますので、その点はご注意くださいね!

ちなみに映像系のサブスクだと、海外では日本のVPNを介さないと見れない場合がありますが、Kindleならそんな心配もなく読むことができるのも、魅力の一つです。

タブレット端末でもスマホでも読めますが、タブレット端末の方が大きいので、読みやすいです。ちなみにぴょんぴょ子は、家の中ではパソコンやipadで読んでいますが、旅行やちょっとした外出時に持ち歩く際は、盗まれてもいいよう5千円台の激安端末を使用するようにしています。

8.化粧水

ブラジルの日差しが強いせいからなのか、肌が乾燥しやすくなり、日本で使用する時よりも化粧水の使用量が増えました。しかし、残量が無くなる頃に気付いたのです、ブラジルで化粧水をなかなか見かけない、ということに……!

顔用のオイルやクリームは、ドラッグストアでもブラジルのスキンケアメーカーでも手に入ります。なのに、化粧水だけはそう簡単には見つけられません。そもそもブラジル人には化粧水を使用する習慣が一般的ではないのだそうです。

幸いなことに最近では、ブラジルでも美容系インスタグラマーやYoutuberが化粧水を勧めるようになったので、徐々に取り扱い店が増えて来ました。肌ラボ、メラノCCなど特定の商品や韓国ブランドが多いようです。ただ、依然として種類は少なく取扱量も少なく高価なので、ブラジルでも自身に合った化粧水を使いたければ、持って来た方が安心です。

ただし、販売用と見なされそうな、未開封の同じ商品を大量に持って来ると、関税の対象となることもあるのでご注意くださいね!また、日本の空港で免税でまとめ買いして持って来たくても、液体物なので乗り継ぎ先で没収されてしまうので、その点もどうかお忘れなきように!

ちなみに、「ブラジルで化粧水を使いきってしまったのに、どこに売られているかわからない!

そんな時は、ネットかIkesakiさん等の大きめのPerfumeria(シャンプーやコスメなどの美容グッズを取り扱うお店)で探してみてください。前述の日本の化粧水の他、海外メーカーのトニックローション(ポルトガル語:loção tônica facial)がきっと見つかります。

また、ミセラーウォーター(ポルトガル語:água micelar)なら、DrogariaやFarmácia (ドラッグストア、薬局)でも割と目にします。ミセラーウォーターは、“化粧落とし(+洗顔)+保湿”がオールインワンの、ヨーロッパでポピュラーなスキンケアグッズです。日本でも流通しているビオデルマやニベアのミセラーウォーターは、ブラジルでも比較的見かけます。

9.蓋付き製氷皿

ブラジルでは、製氷機能がついていない冷凍庫は珍しくありません。基本的に、氷が必要な時は、製氷皿で冷凍庫で作るか、スーパーで氷を買うか、の2択になります。ここまでは日本でも同じ発想ですよね。

異なるのは、スーパーで扱う氷の量です。

日本のスーパーやコンビニで売られている袋入りの氷は、1キロ程度の量から売られていますよね。

残念ながら、ブラジルではそのサイズを見かけたことがありません。よく目にするのは5キロ、ぴょんぴょ子が見つけた最小は3キロと、巨大サイズの袋の氷ばかりなのです。

5キロの氷の大きさというと、比重の違いはあれど、5キロの米袋の大きさをイメージするとわかりやすいと思います。そんな巨体な袋を、製氷機能の備わっていないような小〜中型サイズの冷凍庫に常備するのは難しいのです。

大勢でパーティするならいいんです、みんなで一度に大量消費できます。だがしかし1人でちょっぴりロックで嗜む、なんて時に5キロの氷の袋を買ったら最後、行き場のない残りの大量の氷を溶かして終わってしまうのです。

それを避けるには、製氷皿が必要ですよね。ただ、ブラジルの製氷皿の質は高くありません。ぴょんぴょ家は製氷皿を2つ破壊した時点で気が付きました。ブラジルのじゃあかん、と。ピンキリであるとはいえ、2つも壊れたのはショックでした。

製氷機能の無い冷凍庫を使うなら、日本で流通している製氷皿を是非持って来て損はしないでしょう。狭い冷凍庫スペースでも邪魔にならないよう、場所を取り過ぎないサイズで、重ねても大丈夫なように蓋付のものがオススメです。尚且つ1個ずつ取り出しやすい、こちらの製氷皿、愛用してます。

10.SIMフリーのスマホ

もはや現代人には欠かせなくなってきたスマートフォンですが、ブラジルで使用するのにはSIMフリーのスマホを日本から持って来るのが便利です。ブラジルの通信会社(Vivo社やClaro社など)でSIMカードを買って契約し、セッティングして貰うのが手っ取り早いです。

もちろん、ブラジルでもスマホが手に入らない訳ではありません。ただ、iphoneをはじめブラジルで手に入る外国産のスマホには高額な関税がかけられており、日本で買う方が安く手に入ります

ブラジルに引っ越して新生活に慣れない中で高額商品を購入するのは、とても気疲れします。日本から持って来ちゃうのがおすすめです。

ちなみにぴょんぴょ子は、ブラジルで盗まれる前提で、中古のiphone7 SIMフリー端末を持って来て使用しております。日本で買う際に、中古ショップの店員さんからは「SIMフリー端末といえども、ブラジルの周波数の問題があって適合しないかもしれない」と不安を煽られましたが、今のところ何ら支障もなく使えております。

11.サランラップ

日本でサランラップを愛用していた人、且つ100円ショップのサランラップが嫌いな人は愛用メーカーのサランラップを持って来るのを強くおすすめします。

ブラジルでもサランラップは手に入ります。
が、ハサミや包丁で切るタイプのラップが多く、日本で一般的なタイプの物もラップケースで一発で切れないのがほとんどです。

そして、そのラップ達は日本のラップよりも扱い辛いものが多いのです。切れにくいのに破れやすい、レンジで溶けてしまう、粘着力が弱すぎる、サランラップケースに入れても切りにくい、など、どのラップもデメリットが極端なのです。

台所でプチストレスを貯めたく無い、という人は、日本から愛用のサランラップを持って来ちゃいましょう。

100円均一のサランラップを使いこなせる人は、Daiso Brasilでも手に入るのでご心配は不要です!

12.トイレットペーパーの卓上ケース

は?、と思われるかもしれませんが、スタイリッシュな卓上トイパケースがあると便利なのです。

ブラジルで使うティッシュは、日本で一般的なティッシュでは無く、トイレットペーパーなのです。

そもそもブラジルでは、トイレットペーパーは“papel higiênico (パペウ・イジエニコ / 直訳:衛生紙)”と呼ばれており、日本で使われるティッシュとしての用法を前提としたペーパーなのです。

その為、ブラジルの家庭では、食卓や寝室の机の上等のティッシュが必要とされる場所にトイレットペーパーがデデンと居座っていても不自然ではない、と聞いたことがあります。我が家もトイレットペーパーケースが無ければ、おそらくその姿が日常の光景となっていたことでしょう。

トイレでしか使用してこなかった紙で机や自分の口を拭ったりすることに抵抗がある日本人は少なからず居るようで、その抵抗感を少しでも消すには、可愛い卓上トイパケースを使用するのが一番です。

ブラジルにもティッシュペーパーが無い訳ではありませんが、日本よりも値段が高く遭遇率も低いので、長い目で見たらトイパ生活に慣れた方が結果的に楽かもしれません。

トイパケースはブラジルにないのか?というと、(ぴょんぴょ子はそもそもブラジルで遭遇したことも探したこともなかったので聞いた話までだと、)ブラジルにもトイパケースがあることにはあるそうです。ただ、トイパ剥き出しタイプか、卓上に置くにはセンスが無いものがほとんどだそうです。

13.スリッパ

20年現在、ブラジルの街中でスリッパが売られているのはDaisoだけです(きっと!)。

ブラジル人は、家に入る時に靴を脱ぐ習慣がないので、スリッパが必要ないのです。その為、街中でスリッパを買おうとしても出会えず、Daisoへ行くしかないのです。

最近ではDaisoにも可愛いデザインのスリッパも増えてきましたが、履き心地の面でいうと、長時間履き続けるのは難しい商品がまだまだ多いのではないでしょうか。

短時間使用のお客さん用のスリッパはDaisoで済ましたとしても、長期に渡り長時間使用する家族用は、履き心地の良いスリッパを日本から持って来るのが良いでしょう。荷物の余裕があるなら、来客用スリッパもまとめて日本から持って来ちゃいましょう。

コロナの影響を受け、家の中で靴を脱ぐようになったブラジルの家庭もあるようなので、いつの日かスリッパ文化が普及する日が来るかもしれませんね。

14.文房具

ちょっとした時に使う文房具。プチストレスを貯めたく無ければ日本から持って来ちゃいましょう。

ボールペン、シャープペンシル、消しゴム、ハサミ…。近頃はデジタル化が進み、これらの文房具を使う頻度も減って来たかと思います。ただ、いざ使うとなった時に、既に日本の大手文房具メーカーの商品の使い心地を覚えてしまっていると、ブラジル製の商品に慣れるまではちょっぴりイラっとします。

Daiso Japan Brasilでは、日本の大手文房具メーカーの商品の取り扱いはまだまだ少ないので、必要最低限の文房具は日本で買って持って来る方がいいでしょう。

<span class="fz-12px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

ポルトガル語を紙媒体で勉強するなら、ノートや消しゴム類は日本メーカーのものが最強です。

ちなみにぴょんぴょ夫の選ぶ、ブラジル製でイライラする文房具トップ2は、ホッチキスクリアファイルだそうです。

ブラジルでよく使われているホッチキスは置いて使用するタイプが主流で、日本で一般的に使われる、片手でパチパチ留めるタイプに慣れているものからすると非常に扱い辛いとか。

また、クリアファイルはしなやかな薄型の軽量タイプが主流だそうで、書類を単体で曲がらないように持ち運びたい時に不便だそうです。

これらはDaiso Japan Brasilでも手に入るのでお世話になっています。ありがたや〜!

15.のどぬ〜る ぬれマスク

日本ーブラジル間のフライトは、トランジットを含めると24時間以上かかる、超ロングフライトです。

機内でそんなにも長い時間を過ごすなら、少しでも快適に眠れる時間がある方がいいですよね。

快眠グッズとしてオススメしたいのが、こちらののどぬ〜る ぬれマスクです。

このマスクは、マスクの中に湿ったフィルターを入れることにより、スチーム効果で喉を潤してくれるマスクです。飛行機の中は意図的に乾燥状態になっており、湿度は10〜20%と砂漠並みに低いのです。このマスクがあればのどの潤いが持続し、乾燥による喉の不快感を減らしてくれるのです。

マスクのスチーム効果の持続時間は10時間のものがほとんどなので、日本-ブラジル間は片道で3〜4枚を要します。往路の手荷物に入れるのはもちろんのこと、この手のマスクはブラジルにはまだないので、復路分も必要な枚数を持って来るのをオススメします。また、ブラジルに渡航後も他国への旅行時に使用したり、喉が乾燥しやすい人は家での安眠用としても使用できるので、複数枚持って来ておくといいですね!

ちなみに、不織布マスクはブラジルでも手に入るようになりました。コロナ禍以前は、装着すると口が透ける程薄い素材のマスクが多く出回っていましたが、最近(20年8月あたりから)では日本でお馴染みの厚みのマスクも普及するようになってきています。

16.お掃除ロボット

多くの日本人は、ブラジルの家の広さに驚きます。

家が広いのは喜ばしい一方で、掃除が大変

その為、お手伝いさんを雇う家庭も多いようですが、ポルトガル語の慣れないうちは契約するのも不安ですし、一発で良いパートナーに巡り会えるかもわかりません。また、契約も毎日ではなく週1や隔週だったりする場合は、自身の掃除が必要になります。

そんな時に役立つのが、お掃除ロボット

ぴょんぴょ家、当初はクイックルワイパー+Daiso Brasilのお掃除シートで対応していました。日本に帰国した際、意を決して型落ちしたルンバちゃんを購入したところ、QOLが爆上がり

クイックルがけの手間を省けただけでなく、ルンバを効率よく稼働させる為に床に物を置かなくなったりと、家の中が格段に綺麗になりました
巨大なベッド下のクイックルがけをほぼ諦めていましたが、ルンバちゃんがスイスイ対処してくれたのも嬉しかったポイント。

ルンバちゃんは性能がどんどん進化し、最新機種は10万円代だったりもします。ただ、最新のver.でなくても十分便利です。
ちなみにぴょんぴょ子が購入した少し古い型式であるルンバe5(上記リンクのもの)は、数万円ほど。
それが、数ヶ月後に確認したところブラジルでは3倍以上の値段でした。。。ひぃ。

<span class="fz-12px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

ブラジルは外国製品の関税が物凄く高いんです。耳タコでも繰り返します、ブラジルは輸入製品がクソ高いんです!!!

ブラジルでも買えないものではないので、こちらに載せるか迷いました。が、単価が高額すぎるので、日本から持って来た方が良いリストに入れちゃいます。

ご参考:持って来て正解だった食材

日系の皆様の偉大な功績のお陰で、日本食や日本でお馴染みの家庭料理を作るのに必要な一般的な食材や調味料はブラジルでも手に入れることができます。

その為、たとえブラジルで買うと割高だといえども、日本からブラジルへ渡航時の荷物で貴重なスペースを使って食材を大量に持ってくる必要性は高くはないといえます。

ただ、それでもブラジルでも手に入り辛い・入らない調味料もあるので、どうしても必要ならば持って来るのをオススメします。

  • コンソメ… 現地で手に入るチキンスープの素などで代用できますが、コンソメよりも塩気が強いです。
  • 本みりん… みりんはあります。本みりんはあんまり見かけません。

他に、常温保管が可能で、重量も小さい食べ物は、非常食としても持って来るのにちょうど良かったです。

  • フリーズドライ食品… レトルト食品は、限定的ではあれど日系スーパーで手に入ります。なので、もし非常食として持って来るなら重量を取らないフリーズドライ食品をオススメします。

海藻類や乾燥椎茸などの乾物は、日系スーパーはじめアジア系スーパーで手に入ります。ただ、重量も大きくないのと常温での管理も可能なので、日本から持って来てもいいですね。

非常食の流れで申し上げると、魚の缶詰でブラジル国内でよく見かけるのは、ツナ缶とイワシ缶です。極たまにサーモン缶も目にします。もし魚の缶詰を持って来るなら、それ以外の缶を多めにチョイスするのをおすすめします。

缶で重量取りたくないよって場合は、パウチのお魚も常温保存が可能で日持ちがするのでオススメです。

とはいえ、サンパウロなど海に面している地域であれば、フェイラ(ブラジルの青空市場)などで新鮮なお魚が手に入るので、缶やパウチのお魚はあくまでも“非常食”的なポジションでいいかと思います。

ちなみにカップ麺、インスタント麺はブラジルにもあります。天下のNissinさんがブラジルに進出しているので、カレー味など日本人の口に合う味付けの商品も展開されているので、心強いです。

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少しでも参考になれたらうれぴよです。楽しいブラジル生活を♪

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