ぼんじーあ!ぴょんぴょ子です。
先日、パウリスタ大通りに面する無料の施設についてご紹介しました。
今回は、その中で紹介したパウリスタ大通りを一望できる展望台について、より詳しくご紹介します!
1.展望台の場所
展望台は、パウリスタ大通りの始点側にあるセスキの屋上にあります。
セスキ/SESCとは、ブラジル各地に点在する総合文化センターのことで、正式名称Serviço Social do Comércio。
その中のパウリスタ大通り支店ことSesc Avenida Paulistaに備わっているのです。
このセスキの中にはシアターや図書館、子供の遊び場などもありますよ!
2.Sesc展望台に行ってみよう!
では早速、セスキの展望台の様子やそこに至るまでをご紹介します!
先ずは予約(必須・無料)
展望台に行くと決めたら、まずは予約しましょう!
セスキの公式サイトから、事前に予約をする必要があります。
青字で “Agendar(意味:予約する)” と書かれたボタンが表示されている枠のみ、選択が可能です。
赤字で書かれた ”Esgotado” 枠は、予約で埋まっている状態を表しています。
青字のAgendar も赤字の Esgotadoの表示もない場合は、まだ予約の受付が開始されていない状態です。
その場合は、“Venda online a partir de [青字で日時] ” と書かれている箇所にご注目。青字で書かれた日時から予約受付が開始されることを意味しているので、その日時以降に再度予約をトライしてみてください。
土日は特に人気で、枠は早めに埋まります。
余裕を持って予約するのがオススメ!
Agendarのボタンを押したら、あとは会員登録の上、人数を選択して予約は完了!(1度に4チケットまで確保できます。)
チケットはオンラインでQRコードで発券されるので、画面保存や印刷しておきましょう。
そして、気になるお値段はというと…
ご安心ください、大人も子供も無料です!
いざ展望台へ
予約が完了したら、アヴェニーダ・パウリスタのSescへ向かいます。必須の持ち物は、オンラインチケットであるQRコード(とたまに身分証)のみ!
Sesc入り口には、展望台利用者の列ができている場合があります。予約時間よりも前に到着したら、自身の予約時間の列に並んで順番を待ちましょう。
入場時にQRコードを見せ、エレベーターで17階まで上がります。
17階自体は軽食も取れるカフェスペースで、展望台はその更に上。テラス席側にある階段やエレベーターで上まで上がります。
17階エレベーターを降りてすぐの場所に列が出来ていたら、それはカフェの列の可能性があるので展望台に直行したい人は要確認!
階段を登ったら、あとは展望台スペースへと足を進めるのみ!!
わくわく!わくわく!©︎アーニャby SPY×FAMILY
展望台からの眺め
展望台に進み左手を向くと…
デデデデーン!!
全長約3kmのパウリスタ大通りが、奥まで丸見え!!!
そう、このSescはパウリスタ大通りの始点付近に位置しているので、展望台からは終点方面へと続く大通りを一望できるんです!
(晴れた日にはもっと素敵な光景が広がっているのでお楽しみに!)
展望台周辺
展望台以外にもちょっぴり楽しめる場所が。
17階のカフェスペースでは屋内外で利用可能で、テラス席側の奥にはプランターが並んでおり、ちょっとした屋上菜園がされています。
植物をちぎったり踏んづけたりしなければ自由に見て回って良いそうです。ハーブ類だけでなく、果物や野菜、芋類も植えられているので、観察するのも楽しいかと!
そして、展望台へと繋ぐ階段からの景色にも見どころが。
なんと、ブラジルを代表する世界的なグラフィティアーティスト、コブラ氏の描いたオスカー・ニーマイヤーの絵を見下ろすことができます。
普段、下から見上げることが多い作品なので、このアングルから見るのは新鮮ですよね。
コブラ氏についてもっと知りたい方はコチラ☟
3.写真を撮る際のヒント
ここまでの内容でお気づきの通り、予約は常にいっぱいで、撮影スポットとなる展望台はかなり混み合います。
でもいい写真を撮る為には、できるだけ他人の映り込みが少ない方がいいですよね。
では、どうするのがいいのでしょう?
答えは簡単。
人がいないところを狙うんです。
①人がいないタイミングを狙う
一番いいのは、人がいないタイミングを狙うことです。
その日の1番始めの枠で1番乗りになればほぼ確実に無人状態を利用できます。
でも直ぐに人が押し寄せてきちゃうので、無人なのは一瞬の間。
じゃあ、他に人が少ないタイミングはいつなのか。
それは、15分毎に訪れる入れ替わりのタイミングです。
これはあくまでぴょんぴょ家が成功した例なので、必ずしも毎回当てはまる訳ではないとは思いますが、ご参考までに載せますね。
展望スポットに滞在できるのは、予約した入場時刻から30分間のみ。
そして予約の入場時刻は15分間隔で区切りがあります。
展望スポットに着いて直ぐは、みんなが自分達の写真を撮るのに必死な為、ごった返します。
そして、よっぽど写真にこだわりのある人でない限り、たとえ自分の両隣に他人が映り込んでしまった写真でも、満足してその場を去ります。
でも次の入場時間が来るまで利用者の数が増えることはありません。つまり、入場してから15分の間は利用者の数は減る一方なんです。
その為、チケット記載の入場時刻から15分前後の時間帯が狙い目です。
入場して展望台が空いていれば、早めに撮って切り上げて10分後に戻るがよし。
既に混雑しているようならば、階段付近でパウリスタ通りの始点側の景色を眺めたりして時間を過ごした後に参戦するのがよし。
まぁ要は、持ち時間の30分の間でうまくタイミングを見計らってねってことです。
ちなみに、チケット記載の入場時刻から30分を過ぎても展望スポットに居座ると、追い出されてしまいますのでお気をつけあれ。
入場後、色のついたシールを渡され、身に付けるよう指示を受けます。シールの色はチケットの入場時刻毎に区別されているので、タイムキーパーは色で判断して入場管理ができてしまうんです。
②カフェフロアから撮る
あと、これは写真へのこだわりがそんなになければ、もう一つの手段として、展望台じゃない場所で撮るって方法もあります。
展望台の真下、つまり17階のカフェスペースから撮るというやり方です。
高さの差はおよそワンフロア分と誤差のようなものなので、アングルはほぼ同じ。なので視界にはほぼ同じような景色が広がるんです。
ただ、展望台と違って、ガラス張りになってしまっているのがマイナス点。
ガラス越しの景色や写真でも楽しめるよって人は、展望台のリベンジに是非。
展望台と比べると比較的空いていることも多く(雨の日は例外)、30分の滞在時刻を超えても問題がないので、落ち着いて写真を撮ることができます。
ぴょんぴょ家の動き方は、
展望台(大混雑)→ カフェ側 →展望台リベンジ(無人)
で中盤以降は有意義に過ごせました。
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最後に補足ですが、先日紹介したぴょんぴょ家お気に入りの絵☟は、アングルからしてこのSescの2階の図書フロアあたりから描かれたものではないかと推測します。
可愛いですよね〜!
絵に関しては別記事をご参照くださいませ☟
以上、無料で利用できる展望台についてのお話でした〜!
Tchau ちゃお!
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