ぼんじーあ!ぴょんぴょ子です!
今回は、サンパウロの中心地セントロ地区にある、絶景スポットのルーフトップバー兼レストラン“Priceless Restaurante – NOTIÊ Restaurante e ABARU Bar”の体験レポをご紹介します!
セントロの有名スポットの中でも比較的行きやすく、セントロの有名観光地を眺めることができ、レストランのある建物自体も歴史ある場所(後述)で、セントロ初心者には打って付けの新しい観光スポットなのです。
「セントロは怖くてちょっと…」とぴょんぴょ子のような恐怖心がある人も、読むだけならノーリスク!是非ご一読くださいませ〜!
Priceless Restaurante NOTIÊ e ABARUとは
今回ご紹介するPriceless Restauranteについて、まずは概要をざっくり見て参りましょう!
Priceless Restaurante – NOTIÊ Restaurante e ABARU Barは、ルーフトップバーでありルーフトップカフェでもある、ルーフトップレストラン。
サンパウロ市の中心地セントロ歴史地区に位置する老舗のショッピングセンター、Shopping Lightの屋上スペースが改装され、2021年にオープンしました。
スポンサーは、クレジットカード会社のMaster Card。
実はこのレストラン、ブラジルの食材を使用した単なる食のスペースというではなく、セントロの有名な観光地を見渡せ、またブラジルのアートや音楽も楽しめるという“ブラジルを満喫できる”プライスレスな空間なのです。
体験レポ
そんな素敵な場所にお邪魔した際の様子を、予約方法やお店までの行き方も含めてレポートして参ります!
先ずは事前予約
お店に行くにあたり、まずは予約をしておくのが無難です。
予約方法は以下の3つ。
入店時刻の24時間前までの予約が可能です。
予約が完了すると予約確認メールが届きます。WhatsApp経由で予約する場合、もし返信やメールが届かない場合は催促した方が良さそうです。ぴょんぴょ家は訪問日前日になっても連絡がなく催促してようやく返信・メールが届きました。
ちなみに予約として確約されるのは屋内スペースの席のみで、屋外スペースはその日の空き状況や天気次第とのこと。
ぴょんぴょ家は、Abaruのランチをオープン時間(12時)で予約したので、屋外スペースを利用できました。
行き方は要注意
予約ができたら後は現地へ訪れるだけ!
とはいえ、場所はサンパウロの中でも治安がよろしくないとされるセントロ地区。レストランに入ってしまえば一安心ですが、注意すべきは往復時。
あまりセントロの地理に詳しくなく慣れていない場合は、是非ともプライスレス・レストランのある建物、“ショッピング・ライチ(Shopping Light)”まで車で訪れることをお勧めします。
それも、地上階で降りるのでは無く、駐車場フロア(地下)で降りるのがベストです。
何故かというと、ルーフトップへ行くには地下から専用の直通エレベーターを使うしか方法がないのです。
地上階から店内の階段を使って地下へ降りることもできますが、その階段が結構怖い(犯罪的な意味で)んです。
ぴょんぴょ家は過去にルーフトップまでの入り口を知らずに訪れた際、地上階から階段で地下まで降りましたが、スペースが狭く逃げ場のない階段でビクビクしながら降りた記憶があります。
リスクを最小限にする為にも是非地下の専用エレベーター付近で下車することをおすすめします。
専用のエレベーターで地下からルーフトップへ
専用エレベーターのあるプライスレス・レストランの入り口は赤いネオン光のデコレーションが施されています。薄暗い駐車場でも直ぐに目につくかと。
入り口で予約確認書やワクチン接種証明書を見せてその先へ進むと、年季の入った専用エレベーターが3基現れます。
アンティークといえば聞こえはいいのでしょうが、タワー・オブ・テラーばりに古めかしく如何にも事故りそうなエレベーター。見た目は本当におしゃれでも、扉は手動式で、地下から店員さんが同行して操縦してくれます。
このエレベーター、なんと1920年代から使われている代物。
というのも、このShopping Light(ショッピング・ライチ)が入る建物は1929年にオープンした歴史的建造物なのです。
Shopping Light(ショッピング・ライチ)についてのお話
レストランとは直接的には関係ない話ですが、このルーフトップレストランがあるショッピング・ライチについてここらで簡単に紹介しようと思います。
上の写真の、赤く見えるウィンドウの建物が、ショッピング・ライチです(スマホを盗まれるのが怖くて一瞬でパシャった写真。後述するシャー高架橋から撮ってます)。
建物の正式名称はEdifício Alexandre Mackenzie(アレシャンドレ・マッケンジー・ビル)なのに、Prédio da Light(プレジオ・ダ・ライチ)とも呼ばれるこの建物。
建物自体は1929年の完成でも、デパートとしてショッピング・ライチが誕生したのは1999年と比較的最近なのに、“ライチ”の名が浸透しているのは、過去にサンパウロの有力な電力会社がビルに入っていた為。多くの住民が電気代を払いにこのビルを訪れていた為、プレジオ・ダ・ライチ(直訳:電気ビル)との名で呼ばれるようになったそう。
現在は9階建のデパートとして営業しています。
いざ、ルーフトップへ!
話は本題、レストランへ戻します。
ショッピング・ライチの地下駐車場からのエレベーターで到着した先に現れるのは…
緑溢れるルーフトップ!!!!!
心地よいブラジル音楽!!!!!(写真じゃ伝わらないけど)
The・オシャ!!!!!!!
もちろん、屋外スペースだけでなく屋内も充実しており、雨が降っても問題無く食事を楽しめますのでご安心を!
ルーフトップから見える観光スポット
ルーフトップの様子が緑豊かで素晴らしいのはもちろんのこと、このルーフトップの最大のポイントは、昔ながらの街並みの残るサンパウロのセントロ歴史地区が臨めちゃうところなんです!
例えば…こことか!
ここも!
そしてここなんかも!!!
セントロってなかなか行く機会がない人も多いと思うので、簡単に紹介しますと、
写真1枚目は、サンパウロ市立劇場(Teatro Municipal de São Paulo)。
2枚目に写っているのは、サンパウロ市立劇場前に広がる公園(Praça Ramos de Azevedo / ハモス・ジ・アゼヴェード広場)と、2021年に改装されたアニャンガバウ広場(Vale do Anhangabaú / 直訳はアニャンガバウの谷、昔は川が流れていたんだと)。
3枚目に写っているのは、サンパウロ市内で初めて架けられた高架橋(Viaduto do Chá / シャー高架橋)、そして屋上に庭があるマタラッツォ・ビル(Edifício Matarazzo)こと現サンパウロ市役所。
この辺りは治安がよろしいわけではありません。実際にこれらの名所に行くのは怖いわ、って人は是非このPriceless Restauranteから眺めてみてください!!!!
もし実際に歩く場合は、スリ等に要注意!普段はサンパウロ市役所前には警察がいるので、どうしてもスマホを弄りたい時は警察の近くで行うなど各自で対策を!
レストラン・バー・カフェ
お待ちかね、レストランの紹介です。
こちらに載せた写真の内容は、レストランAbaruのもの。
Abaruの名前は、ブラジルを代表する画家Tarsila do Amaral(タルスィラ・ド・アマラウ)の代表作『Abaporu』からきているそう。上に貼った左の写真はAbaruのメニューですが、描かれている絵も『Abaporu』感がありますよね。
ここで扱っているビールは、地ビールメーカーCervejaria Avósが監修したビールで、中にはこのプライスレス・レストランの為に開発されたビールも含まれています。ぴょんぴょ家が訪問した際はサービスで試飲させてもらえました。
そして肝心の料理はというと…!
美しい!!お洒落!!!
ブラジルの食材がたーっくさん使われていてナイス!!!
…ただそれ以上は何も聞かないでっ!!
味ってきっと好き嫌いってあるから!!
お食事内容や価格帯の目安を知りたい場合は、22年4月時点のメニュー表をご参照くださいませ。
カフェは、ブラジルのバリスタチャンピオンが経営するUm Coffee Co.のもの。過去記事でも紹介しましたが、サンパウロ市内に数店舗展開していて、相変わらず美味です。
マスターカードを見せるとお得
素敵なこの空間ですが、なんとレストランやバーの利用の場合、ブラックかプラチナのマスターカードを見せると10%オフになります!お持ちの方はお忘れなきよう!
もちろん、マスターカード非所有者も利用可能ですし勧誘されることもないのでご安心を。
ーーーーーーー
如何でしたか?
プライスレスな経験を欲している方は、是非行ってみてください!
参考:https://www.mastercard.com.br/pt-br/consumidores/experiencias-ofertas/restaurante-priceless/preguntas-frequentes.html、https://www.gazetasp.com.br/noticias/memoria-edificio-do-shopping-light-faz-parte-da-historia-de-sao-paulo/1095824/
コメント