【旅】思い出に残るサンパウロのホテル宿泊体験②Hotel Unique

Brazil ブラジル

こんにちは、サンパウロ在住のぴょんぴょ子です。

旅行気分を味わうべく、サンパウロ市内のユニークなホテルに滞在してきました。

今回は、ホテル紹介第2弾ということで、Jardim Paulista地区にあるHotel Uniqueの宿泊体験を簡単にご紹介します。

1.Hotel Unique概要

Hotel Uniqueは2002年に完成した船型のユニークな外観のホテルです。

著名な日系ブラジル人建築家のルイ・オオタケ氏の作品の一つで、サンパウロ市内の5つ星ホテルとしても有名です。

25m2から95m2まで幅広い大きさの95もの客室を揃えており、室船型のへり部分にあたる部屋は、部屋の1面が滑り台のようなカーブ状の壁になっています。

外装から察しがつく通り、窓は円形になっているのも特徴的。

屋上がルーフトップのレストラン兼バーになっており、宿泊客以外のお客さんも多く訪れます。

Hotel Unique
  • 住所:Av. Brigadeiro Luís Antônio, 4700 – Jardim Paulista, São Paulo – SP, 01402-002
  • チェックイン:15時以降
  • チェックアウト:12時まで
  • 施設:屋外・屋内プール、レストラン、スパ、ジム等

2.スイートルーム内の様子

今回は、せっかくなのでカーブ状の壁があるスイートルームに宿泊しました!

スイートブロードウェイの様子をご紹介します。

部屋のつくり

85m2もの広さがあり、2人で過ごす分には申し分無い広さでした。しっかりしたデスクもあるのでテレワークもできちゃいます。

部屋のカーブ状を滑り台のようにして楽しもうと思いましたが、助走をつけて登ってもトップまでたどり着くのが難しく、滑り台として滑る前に登りながら滑り落ちてしまったので、次訪れる時までに鍛え上げようと思います。

お風呂はジャグジーつきで、非常に快適です。また、風呂場とベッドをつなぐ壁(窓?)は解放可能で、ホテルにしては珍しく湿度を保てる部屋の作りになっています。

室内の照明の数は少ないので、比較的暗め。逆にトイレはとても明るいので、どうしても明るさを増やしたいならトイレの電気を全付けでトイレの窓全開けにするのがいいかもしれません。

ブリガデイロ通り側の部屋だったのですが、窓の正面に病院があり、このご時世、悲しいことに夜もひっきりなしに救急車が走っていました。音こそ静かではあったものの、赤と黄色のチカチカが差し込むので寝るのにはカーテン必須です。

アメニティ

バスアメニティはイタリアのAcqua di Parmaのもので、シャンプーやトリートメント、ボディージェル類の他にバスソルトもありました。ジャグジーがあるので、泡風呂キット等を持ち込んだら楽しかったかもしれません。

ゲスト用のサンダルはブラジルのサンダルブランドIpanemaのもので、Hotel Unique限定デザインが施されています。

また、ホテルのロゴ入りのマスクとアルコールジェルも備わっていました。

ちなみに、到着時にウェルカムドリンクとしてシャンパンとココナッツジュースを頂けました!

3.共用施設

通常の宿泊客が利用し得る共用施設の内容について簡単にご紹介します。

レストラン・バー

ホテル内には屋上にルーフトップバー(兼レストラン)『Skye』と、受付のあるロビー階にもバー『The Wall』があります。

ホテル自体は決して高層ビルとは呼べない8階建で、ホテルの北東側は数キロに亘りアベニーダ・パウリスタに向かって登りの坂道が続いています。その為、ルーフトップバーから見える景色は、所謂ルーフトップバーで一般的な“見下ろす景色”というよりも、木々とたくさんのビル群が連なる様子を“見渡せる景色”であり、とても新鮮な印象を受けました。

コロナ禍ではレストランの営業時間の制限がありますが、『Skye』に関しては宿泊客が利用する場合は制限がなく通常営業時間通り利用できるそうです。(※2021年5月現在)

『Skye』のカクテルは『Skye』やホテルに因んだ名前のメニューが多く、オシャレでした。

朝食も『Skye』で提供されます。どれも美味しかったのですが、中でもアサイー&パッションフルーツ&ライムのスムージーがとってもおいしかったです。

ロビーのバー『The Wall』の横には、優雅に本を読めるスペースもあります。

プール

ホテル内には屋外プールと屋内プールがあり、どちらも温水プールです。

屋外プールは、ルーフトップレストランに面しておりますが、利用は宿泊客のみのようです。

屋内プールは、コロナ禍の今は予約制です。

屋内プールには水中スピーカーが備え付けられており、潜ると音楽が聴こえる場所があります。また、水中マッサージチェアが備わっていたり、見た目よりもスピードの速いウォータースライダーが付いていてアクティビティには富んだプールでした。

ネガティブな面をあげるなら、夜は暗すぎて少し不気味な雰囲気が漂っているのと、プールがブラジルカラーに塗装されていますが緑色の箇所は藻が浮いているように見えてしまいます。ちなみに屋外プールは赤に塗装されているせいか、ワイン風呂や血のプールのように感じてしまいました。これもきっとアートの一環なので楽しめたもの勝ちですね。

ジム

屋内プールの上にジムが備わっています。

ジムの床が透明になっていて、プールを見ながらトレーニングできます。高所恐怖症にとっては辛いかもしれないです。あと、スカートで行かない方が良さそうですね。

スパ

2階にスパがついています。

今回は利用できずに終わりましたが、スパ部屋にベッドが2つある簡素な作りでした。

4.その他

ホテル内は全体的に芸術性に富んでいたように感じました。外と中の明かりのコントラストも計算して演出しているそうですが、ホテルのフロアやエレベーター、屋内プールなどは全体的にとても暗く感じました。

朝食開始時刻が他のホテルと比較すると遅めの8時なので、早起きさんは辛抱を要します。『Skye』から朝のサンパウロを見渡しながら食べる朝食は高得点なので、8時まで待つ価値はあります。

ホテルからの徒歩圏内にイビラプエラ公園や美味しいカフェやレストランが立ち並ぶので、部屋で過ごすのに飽きても外には充分楽しめるお散歩スポットがたくさん溢れています。

ちなみにぴょんぴょ子のお気に入りのオシャレスーパー(我が家ではサンパウロの成城石井と呼んでいます)『St. Marche』も徒歩圏内です。

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一度は訪れてみて損はないホテルだと思います!

感染防止対策を怠らずにお楽しみください〜!

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