こんにちは、ぴょんぴょ子です。
今回は家庭で作れる本格タイ料理レシピの第7弾として、青・ピンク・紫のブアローイの作り方を紹介します。
日本はもちろん、ぴょんぴょ子の住むブラジルのサンパウロで手に入る食材を使用して作るレシピなので、是非ご家庭でお試しください!
他のタイ料理レシピはコチラをご参照くださいませ〜。:
1.ブアローイとは
ブアローイ(บัวลอย)とは、温かくて甘いココナッツミルクに白玉を入れた、タイ版の白玉ぜんざいのようなスイーツです。(詳細は、ブアローイ ファックトーン編をご参照ください)
タイではポピュラーな食材を白玉粉に練り込んでカラフルな白玉に仕上げるのが一般的で、今回は青と薄紫とピンクのブアローイの作り方をご紹介します。
2.作ってみよう!
さて、実際に作ってみましょう!
材料(4〜5人前)
今回も、日本やサンパウロで手に入る食材で作っていきます。
【白玉ベース】
- 白玉粉(※1)…50g/各色
【着色用食材】
- 青:アンチャンティー20ml(※2)
- 薄紫:アンチャンティー10ml+ライム汁5ml(※3)
- ピンク:レッドドラゴンフルーツ:1/8個
【ココナッツミルク】
- ココナッツミルク…300ml
- パームシュガー…100g
- 水…100ml
- 塩…ひとつまみ
- (パンダンリーフ…※4)
※1.今回はサンパウロのアジアスーパーTowaで入手したタイの白玉粉を使っています。タピオカ粉や白玉粉でも代用できます。
※2.アンチャンティーとは、バタフライピーと呼ばれるマメ科の青い花(アンチャン / อัญชัน)のお茶です。バタフライピーは、タイで用いられる天然の青色着浴料の代表格です。ティー自体はえぐみがあるので、タイでは大量のお砂糖が入った状態で飲まれることがほとんどです。
※3.紫色のブアローイはタロイモで作られることがほとんどです。今回は、アンチャンティーに酸(ライム汁)を加えて紫色を作り出して使用しました。酸を加えれば加えるほどピンク色になります。
※4.ココナッツミルクへの香り付の為に用いるので、無くても大丈夫です。今回も入手できず不使用です。もし手に入るなら是非使ってください。
作り方
白玉とココナッツミルクをそれぞれ準備し、最後に一緒のお椀に盛り付けます。
白玉編
- 各着色料を準備する。
- 青:濃いめのアンチャンティーを抽出する
- 紫:濃いめのアンチャンティーにレモン汁を加えて好みの紫色を作る。
- ピンク:ドラゴンフルーツを潰す。種はそのままの状態でも問題ない。
- 白玉粉に着色料を数回に分けて流し込み、都度混ぜて練り込み、耳たぶくらいの柔らかさの白玉の生地を作る。着色料を全て加え終え練っても生地がまとまらない時は少量の水を足し、練る。水分量が多い場合は、白玉粉を加えて再度練る。
- まな板に打ち粉(分量外)をして白玉の生地を直径2センチ程度の棒状に伸ばし、2センチ間隔に細かく切り、其々を丸めて白玉を作る。
- 鍋に湯(分量外)を沸かし、沸騰したら火を弱めて白玉を茹でる。
- 白玉が浮いてきたら引き上げ、冷水(分量外)に浸す。
アンチャンティーの青を注いだ直後 練り上がった3色の生地を混ぜてマーブルも作ってみた スーパーボールすくいみたい
ココナッツミルク編
- 鍋にココナッツミルク、水、パームシュガー、ひとつまみの塩を入れ、掻き混ぜながら弱火で熱する。(もしパンダンリーフがあれば一緒に入れて香りをつける。)
- グツグツし始めたら火を止め、必要に応じてパームシュガーや塩を足し味を調整する。
- お椀にココナッツミルクと白玉を盛る。
3.完成!
青〜ピンク系のカラフルなブアローイの完成です!
青もピンクもそれぞれ食材の味はしませんが、ピンクはドラゴンフルーツの種の食感がいいアクセントになっています。
薄紫だけはライムの味をしっかり感じることができましたが、残念ながらライムとココナッツミルクの味の相性があまりよろしく感じられなかったので、一般的な作り方であるタロイモで作るのをお勧めします。
青色は食欲を削ぐ色と言われていますが、高カロリーなココナッツミルクを適度な摂取量に抑えることができてちょうどいいかもしれません。
それでは、わっでぃー!
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