※この記事は【コチラの続き】の記事です!
2013年から2015年にかけて放映された、ナダオ・バンコク(นาดาวบางกอก / Nadao Bangkok)の社会派タイドラマ『Hormones วัยว้าวุ่น(ホルモンズ・ワイワーウン/ 以下Hormones)』シリーズに登場するキャラクターと、若手俳優・女優についてご紹介しております。
キャラクター数が多岐に及ぶので、登場人物を便宜上【学年A】〜【学年D】の4つに分け、学年毎に紹介しており、本記事は【学年A】のキャラクターと役者についてを扱っています。
- 学年A:シーズン1で高校2年生、シーズン2で高校3年生として登場。初期メインキャラクター。シーズン3では卒業しており、登場回数はごく僅か。
- 学年B:学年Aの1個下。シーズン1で高校1年生、シーズン2で高校2年生、シーズン3で高校3年生として描かれる。メインの登場人物こそ人数は少ないものの3シーズン全てに登場。
- 学年C:学年Aの2個下。シーズン2で高校1年生、シーズン3で高校2年生として登場。シーズン2はサブキャラ的存在だが、シーズン3でメインキャラとして描かれる。
- 学年D:学年Aの3個下。シーズン3で高校1年生として登場。一部キャラのみシーズン1、2で中学生として描かれる。
タイドラマ『Hormones』の概要についてはこちらをご参照ください。
学年A
↑1番右の子は学年B
- シーズン1:高校2年生
- シーズン2:高校3年生
- シーズン3:ー(卒業・登場回数少)
『Hormones』がヒットした土台となるシーズン1と、続編であるシーズン2でメインキャラクターを演じた学年Aのメンバー&役者を紹介します!
尚、タイトルは登場人物名 / 役者通称(役者氏名)の順で記載しております。
ウィン役 / ピーチ (パチャラ・ヂラーティワット)
シーズン1では学年一モテる破天荒な男の子として描かれ、シーズン2でも奇想天外の登場をするウィン(วิน)。詳しく内容を紹介してしまうとネタバレになり得るキーパーソンです。
ウィン役を演じたのは、『SuckSeed』で一躍人気者になったピーチ君です。
表情豊かで主役級の役を演じることの多いピーチ君ですが、現在は役者以外にもフィリピンのフレンチフライのファストフード店“Potato Corner”の経営者としても活躍しています。
ピーチ君の失恋のニュースが話題になった際は、ファンがフレンチフライを買いに行列ができたという話も、記憶に新しいのではないでしょうか。
ちなみにヂラーティワット一族は、タイの有名商業施設セントラルグループのオーナーとしても有名で、タイでトップクラスのリッチな財閥の1つです。
今後ますます多角面で、世界規模で有名になりそうな若手俳優です!
クワン役 / パッティー (アンスマリーン・シーラパッットサックメーター)
学年一の優等生であり、複雑な家庭環境であると突如気付かされるクワン(ขวัญ)。シーズン2では恋愛方面にも動きがあります。
そんなクワン役を演じたのは、実力派女優のパッティーちゃん。
ティーンの役を演じる『Hormones』撮影時には、既にハタチを超えていましたが、制服姿に違和感ゼロの若々しい女優さんです。
『Hormones』メンバーと一緒に来日した際に桜の枝を掴みながら撮影したパッティーちゃんの写真がタイ国内でバッシングを受け炎上した一方で、その一件がタイ人の日本文化への理解を深めるきっかけを与えてくれた、なんてことも過去にありました。
日本のセクシー女優蒼井そらさんも出演している映画版『Hormones』や、タイ沼勢の大好きな『2gether』のブライト君が1人2役を熱演した『I Sea U ฉันรักทะเล ที่มีเธอ』でヒロインを演じるなど、数多くの作品に登場しており、今後もたくさんの作品でお目にかかることができそうです!
ブライト君との共演作『I Sea U ฉันรักทะเล ที่มีเธอ』は今でもYoutubeのTrue4U公式チャンネルで無料で全話視聴できます。
ちなみにぴょんぴょ子はブライト君のサイコパス感満載の演技と、ロケ地のシーチャン島への懐かしさと、パティーちゃんの可愛さにばかり気を取られて、ストーリーはうろ覚えです。
モック役 / マイケル(シラチャット・ヂヤンターウォン)
ウィンやターと仲を取り持つ、カメラが好きな少年モック(หมอก)。年の離れた妹のいる父子家庭の長男という点が、シーズン2ではキーポイントになります。
そんなモックを演じるのは、ホラー映画『เด็กหอ』で天才子役と謳われたマイケル君!
2021年1月にナダオ・バンコクとの契約を終了し、現在ではフリーランスで活動しています。
プライベートでは、『Hormones』Season3でイェリー役(学年C)として登場したクックガイちゃん(กุ๊กไก่)とお付き合いしており、クックガイちゃんも同時期にナダオ・バンコクからフリーランスに移りました。
落ち着いた印象のあるイケメンマイケル君は、しゃべり方が柔らかく、個人的には[ずっとタイ語を聴いていたい俳優ランキング]上位にランクインしています。
ター役 / ガン(ガン・チュンナワット)
ギターが大好きな音楽少年、ター(ต้า)。シーズンを通して恋愛シーンが多く、恋するターの表情に心を動かされるファンも多かったのではないでしょうか。
そんなターを演じたのは、リアルでも音楽少年のガンちゃんです!
ぴょんぴょ子の推し!『SuckSeed』で初めてガンちゃんを見た時は正直なんとも思いませんでしたが、『Hormones』シーズン1のEp.2で電撃的にキュン死にさせられました!!!
↑2014年、Cat T-shirtsのイベントでガンちゃん(右)とマイケル君(左)に出会えました〜!その後ガンちゃんは笑顔でぴょんぴょ子とのツーショットに応じてくれたのです、ナイスガイでした♡♡
ありがたいことに日本のことを気に入ってくれているようで、日本の景色を写した写真集を何冊も出版しちゃうくらい、よく来日しています。ファンとしては大歓喜です。もっとやっちゃってください。
ちなみにそのうちの1冊は、マイケル君との合作です。
日本でのお仕事も是非してほしいです、お願いします!!!!!!!
トゥーイ役 / パンパン(スタッター・ウドムシン)
ターと恋の予感を醸し出す、プーの元カノのトゥーイ(เต้ย)。はじめこそ、仲良し女の子グループとつるむものの、思いもよらない酷い目に遭ってしまいます。
トゥーイを演じたのは、若手女優のパンパンちゃんです!
パンパンちゃんが主役級の作品は多々ありますが、中でも『Bangkok Love Story – Plead-』は日本語字幕付きで日本のNetflixでも視聴できます。『Hormones』season3で登場するネット役のイケメン、ノン君(นน)も出演する、タイの華僑文化を垣間見れる面白い作品です。
『Hormones』全盛期には、ドラッグ疑惑や日本の電車内での迷惑騒動など、何かと物議を醸し出すことが多かったパンパンちゃん。ゴシップがバズるのも、人気スター故ですね。
電車内の迷惑騒動は、当時の所属事務所から6ヶ月間の活動停止処分を受けていました。若気の至りにしては重い処置でしたが、個人的には事務所の日本への気遣いも感じました。
パンパンちゃんの実の父親も『Hormones』にターの父親役として登場しているので、注目してみてください!
パイ役 / トー (タナポップ・リーラッタナカヂョーン)
学年一の不良少年パイ(ไผ่)。酒、タバコ、暴力が日常茶飯事の生活が、経験の浅い“恋愛”によって変わっていきます。
クールなのにどこかなよっとして見えるパイを演じたのは、若手人気俳優のトー君!
『Hormones』の出演をきっかけに、タイのティーンを中心に国内外から一気に人気に火がついたトー君。今でも映画やドラマにひっぱりだこです。
日本でも大ヒットしたタイドラマ『2gether』のスポンサー“Lactasoy”のイメージキャラクターを務めており、ジオグラ規制がかかる前からの日本の視聴者なら、CMで何度かトー君の姿を目にしたのではないでしょうか。
先日、2021年4月4日に行われるThai Drama Festival 2021へのオンラインイベントへの出演も決まり、今後日本での活躍の場も増えそうですね。
ちなみにぴょんぴょ子は『Hormones』での坊主姿が印象的過ぎて、髪フサフサのトー君に未だに慣れません。
スプライト役 / ガーオ(スパサラー・タナチャート)
シーズン1のEp.1からビッチ感満載のスプライト(สไปรท์)。大学生の彼氏と付き合うも、彼氏の後輩パイに出会い、変貌を遂げていきます。
スプライトを演じたのは、爆発的人気を誇るガーオちゃん!
『Hormones』ではビッチな役でありながらも、可愛さが増し続け、回が進むごとに男女問わず人気を掻っ攫っていき、インスタグラムのフォロワー数は2021年3月時点で約900万人にものぼります!
『Hormones』全盛期はスプライト x パイのカップルが人気で、パイ役を演じたトー君とのツーショット写真がウェブメディアや雑誌などを賑わせていました。
ガーオちゃんは現在はチャンネル3へ移籍していますが、ナダオ・バンコク所属時代は2015年に放送された『STAY Saga』というドラマに主役級の役で出演し、日本でもロケをしたことがあります。タイ人の来日客増加の要因の一つにこのドラマが一役買ったといっても過言ではありません。
是非またロケしにきてほしいです!
↑2013年、ガーオちゃん(左から2番目)に遭遇できましたが、顔がめちゃめちゃ小さくて超可愛かったです。
プー役 / マーチ(ヂュターウット・パタラガムポーン)
トゥーイの元カレで、吹奏楽部ではサックス担当のプー(ภู)。同じ吹奏楽部のティーと常に行動を共にしていると、次第に友情以外の感情が芽生えていき、BL好きにはたまらない展開に発展しかけます。
プーは学年Dに弟のパオがいることもあり、学年Aのメンバーの中ではシーズン3で登場する時間が最長になります。(※学年Aのメンバーは、シーズン3ではナダオ・バンコク高校を卒業してしまっている為ほとんど登場しません。)
そんなプーを演じたのは、マーチ君です!
他のHormones勢同様に、マーチ君も『Hormones』きっかけでファンを増やしました。
日本のタイ沼勢の間でも比較的知られている『Kiss me again』ではアール役を演じています。
また、日本語字幕付き作品としては『The Stranded』が日本のNetflixで視聴できます。
ちなみにぴょんぴょ子はタイのホラーは怖過ぎて苦手で、いまだ視聴できておりません。どなたか感想おしえてください。
ティー役 / トゥア(セータラウット・アヌシット)
プーと同じく吹奏楽部に所属しフルート担当の男子学生ティー(ธีร์)。シーズン1でプーとの間に友情以上の感情が芽生え、シーズン2では距離の近い後輩ノンにも不思議な感情を抱くようになります。
BLからタイ沼にハマった民には大歓喜のシチュエーションが多いティーを演じるのは、トゥア君です。
プー x ティーのカップルも人気で、2014年のSeventeen choice best on-scene coupleにマーチ君と選ばれました。
個人的には、プーよりノン(学年C) x ティーの方が好きですが、どっちもよきです
最近は、2020年9月に豚の串焼き専門のお店“ย่างดี”をオープンしたことも話題です。
ポップ役 / トップ(ナパット・チョークヂンダーチャイ)
スマホを駆使し、学校内の噂をネットで拡散するポップ(ป๊อป)。登場回数こそ少ないものの、シーズン2からは学年Cの妹カノンパンが登場するなど、印象的なキャラクターです。
そんなポップ役を演じたのはトップ君。
パンパンちゃんと同様に、日本の電車内でのマナーについて炎上してしまった人物のひとりで、パンパンちゃんと同様に6ヶ月間の活動停止の処分がくだされていました。
『Hormones』やデビュー作『SuckSeed』でも似たような役を演じており、早口でのしゃべりが特徴的です。
たまたま見かけた際も何かの宣伝をしており、めちゃくちゃ早口でした。
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以上、学年Aの主要メンバー・役者さんの紹介でした!
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