さわでぃーか!タイ大好き歴20年越えのぴょんぴょ子です。
2020年は“タイ沼”、“タイ流”というポップでキャッチーでな言葉が生まれるくらいタイドラマ、とりわけタイBLがバズりましたね。ぴょんぴょ子チョイスの2020年の新語・流行語大賞は“タイ沼“一択といっても過言ではありません。どっぷり沼に浸かっておりました。
そんなタイドラマブームに火をつけたタイドラマの1つである『2gether』に関して【前編:『2gether』について】【後編:日本語字幕付き視聴方法まとめ】の2本立てでご紹介します!
『2gether』について
ざっくり『2gether』についてご紹介します。
想いが溢れて少々長くなってしまったので、「視聴方法を今すぐ知りたいんじゃ!」って方は【後編】へお進みください。
※サラワット役の俳優の呼び名は、タイ語の発音に沿って無理矢理カタカナで書くなら“バイト”君になります。なぜか日本のメディア等はほぼ全て“ブライト”君と表記されているので、本記事でも“ブライト”君という記載にて統一させていただきます。(ブライト君が“ブライト”とカタカナ表記される件に関しては、ちょっぴり長くなりそうなので別記事にわけて書こうと思います。ただの考察なので、暇な時にちろっと読んでもらえたら幸いです。)
概要
誠に僭越ながら、概要を簡単にご紹介させて頂きます!
2020年2月から放送された、タイの青春ラブストーリーです。
原題である『เพราะเราคู่กัน』は意訳すると『だって俺たちニコイチだから』といった感じですが、日本も含む海外では『2gether』の名で知られています。
主人公タイン(♂)と、タインの恋人を装うサラワット(♂)とのカップル(以下サラタイ)をはじめとする計4カップルの愛の形が、ドロドロ・ディープ系ではなく、ポップでさわやかでキュンと来るタッチで描かれている、青春BLです。
世界中で人気沸騰!
このドラマは2020年2月にタイでオンラインで放送されると、制作会社(GMMTV)によって即座にオフィシャル版が多言語字幕付きでYoutube上にアップされました。放送され始めた頃に各国で起きた外出自粛という外的要因も拍車をかけたのでしょう、『2gether』はタイや所謂“腐女子”の垣根を越えて、Twitterのトレンドワード1位にランクインしてしまう程、世界中で大人気となりました。2020年12月15日現在、人気エピソードのYoutubeでの視聴回数は1,600万回を越えています。どこか甘酸っぱく応援したくなるストーリーは去ることながら、オーバー過ぎる甘〜いセリフ、サラタイの醸し出すキュンキュンする世界観、タイ人俳優勢のイケメンっぷりが世界中の視聴者にウケたのです(と解釈しています)。そして、劇中のカップルの俳優達が、実生活でもカップルなのではないかと思わせるような素敵で甘い雰囲気をインタビューやらイベントやらSNS上やらで醸し出しているのも、ファン達をヒートアップさせた背景の1つだといえるでしょう。
ぴょんぴょ子はサラワット(ブライト君)に惚れ、気が付けばストーリーそっちのけでサラワットメインで見ちゃってました。
作品外のサラタイの絡みも最高です。
俳優陣の人気急上昇ぶりも凄まじいものです。準主役(ほぼ主役か?)のサラワット役であるブライト君を例に挙げてみましょう。ブライト君は本ドラマの公開前の2020年1月の時点では、タイ人タレントにおけるインスタグラムのフォロワー数ランキングのTOP100から漏れているほどの知名度でした。しかし、2020年12月15日現在、インスタグラムのフォロワー数は606万人を越え、タイ人男性タレントのインスタフォロワー数ランキングTOP5に君臨しているのです。(参考:https://thailandsuperstar.com)
ちなみに現在6位はジェムジーの名で知られるジェームス(เจมส์)君(本名:ジラユ・タンシースック/จิรายุ ตั้งศรีสุข)で、2013年に俳優デビューするや否や国民的スーパースターと騒がれた超人気俳優です。2015年にはTGCこと東京ガールズコレクションに出演するなど日本デビューも果たし、世界を股にかけて活動しています。そんなジェムジー君を抑えて5位に浮上する、というのは快挙と呼ぶのに相応しいのではないでしょうか。
ご参考までに、同時点での日本の有名人インスタランキングに入れ込むと、1位の渡辺直美さん(約939万人)、2位のローラさん(約642万人)に次ぐ3位に匹敵します(3位は約570万人の水原希子さん)。脅威の人気度ですね。(参考:https://instagram.userlocal.jp)
ほんのご参考までですが、ぴょんぴょ子の好きなタイ人はガンちゃん(ガン・チュンナワット/ กันต์ ชุณหวัตรの方)やバンク君(แบงค์ / ธิติ มหาโยธารักษ์)のような天真爛漫風タイ人です。
ブライト君のようなクール形タイ人に落ちたのは初です。
逆のパターンもありえるかもしれないので、ブライト君がタイプの方は是非ガンちゃんやバンク君の作品も観てみてください。オススメは『Hormones』という高校青春ドラマです。
また、今年は日本で初めてタイドラマの専門誌が発売されたました!それほど『2gether』の日本での人気も高まっているということです。『2gether』もタイドラマも、もっと普及しておくれ!
関連作『Play2gether』,『Still2gether』も!
『2gether』制作陣が優秀過ぎるのは、各国語の字幕をつけてYoutubeで無料で流してくれた点だけではありません。なんと彼らは、最終話の放送後も、ファンや視聴者をサラタイロスに陥らずに済むような救済措置を取ってくれたんです!
『2gether』の最終回が終わると、間髪入れずに『Play2gether(原題:เพราะเราเล่นกัน ド直訳:俺たち遊一緒に遊ぶから)』という『2gether』出演者による特別番組を4週に渡り放送しました。
そしてそれだけでは終わらなかったんです。
その後、スピンオフ作品として続編にあたる『Still2gether(原題:เพราะเรา(ยัง)คู่กัน 超意訳:俺たち(今でも)ニコイチやってっから)』まで世に送り出したのです!しかもこれまた字幕付きでYoutubeに流してくれたのです!
もうファンに優し過ぎる『2gether』関係者の皆様に大感謝です。
いやはや、制作陣のマーケティング戦略、恐るべし…!!!
こうして『2gether』をきっかけに他のタイドラマも見始めたり、タイの文化自体にも興味を持ち始めたり、中にはタイ語を勉強し始めたりと、アメージング・タイランドの世界にドップリ浸かって抜けられなくなる人が続出していったのです。まさにタイの沼、“タイ沼”に落ちたような状態、ですね。
さて、こんな魅力たっぷりの『2gether』を日本語字幕付きで鑑賞する視聴する方法を【後半編】でたっぷりご紹介します!
コメント